
この季節のテーマ:自分自身を観察して、バランスを整える

- 梅雨に入るこの季節は、気温や気圧の変化、湿気の影響で、
なんとなく、心やからだが揺らぎやすくなる時期です。
アーユルヴェーダでは、この時期はすべてのドーシャに影響が出やすいとされています。
だからこそ、自分の“今”にそっと目を向けて、変化に合わせてバランスを整えてあげることが大切です。
からだが重たいと感じたら軽やかに、冷えを感じたらあたたかく。
そんなふうに、調和をとることで心地よく過ごせるようになります。
まずは、自分のドーシャ(体質)を知る
- アーユルヴェーダでは、人は生まれつき「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーを持っていると言われています。
ドーシャは「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」の3つの性質からなるとされ、
このドーシャのバランスをその人にとっての最適な状態に整えることにより、心と身体が健やかに保たれます。

【自分のドーシャを調べてみる】
バランスを整える、ドーシャ別のおすすめ
- ドーシャ別に、おうちでできるセルフケアをご紹介します。
関節をゆるめて、巡りを整える
- この時期は、心も体も巡りが滞りがち。
全てのドーシャの方に、関節まわりをやさしくゆるめるストレッチがおすすめです。
関節には「マルマ」と呼ばれるエネルギーポイントが集まっていて、
ほぐすことで、巡りがスムーズに整いやすくなります。

- 気づいたときに、そっと関節を回すだけでも大丈夫。
たとえば、テレビを見ているときや、寝る前のひととき、ふと思い出したその瞬間に。
まずはできるところから、ご自身のペースでゆるやかに巡りを整えていきましょう。